山口若宮病院は、自然豊かな山口市の花和里にて、昭和55年に開院した介護療養型病院です。
充実したリハビリテーションの医療・設備を要し、万全のスタッフ体制で取り組んでいます。
私たちは、常に患者様に寄り添う、穏やかで、快適な日々の提供を目指します。
当院は1980年の設立開業以来、めまぐるしく変化する医療制度の中で少しずつ変わってきましたが、”高齢者にやさしく、親切な医療”という目的と、それを実現する為、”親切、笑顔、礼儀”の若宮3訓を実践し、地域社会に貢献する、という高齢者医療の理念はずっと変わっておりません。
そして現在の病院の機能は、急性期治療や回復期リハビリを終えても在宅には戻れない方々や、難病の方々等の継続治療、長期治療、終末期医療等の慢性期をみる病院となっております。具体的には、173床の医療保険適応療養病床と、96床の介護医療院(平成30年7月より)であります。
急性期医療の進歩が大切な事は言うまでもありませんが、世界一の長寿国で総医療費の1/3を高齢者の為に支出している我が国の現状から、高齢者医療も大切であります。特に昔と違って”死”を病院のベッドで迎える事が多い日本では、終末期医療は医学のみならず、看護、介護、社会的、心理的サポート等幅広い領域を含む、集学的医療およびケアが必要と思います。即ち、高齢者には”治す医療”と共に”支える医療”が求められています。患者さんや家族の安心、信頼を得まして、ひいては地域の皆さまから頼りにされるような病院を目指し、職員一同、日々努力しております。
病院長・理事長 岡山 彰